みわカイロプラクティック整体院が骨盤・姿勢のゆがみについて解説します

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姿勢のゆがみについて

現代人のほとんどのかたは、生活習慣の悪化や体のクセ、 多忙による休息時間の減少などにより悪い姿勢を抱えてしまう人が多いです。 そんな悪い姿勢を支えるのに応じた筋肉バランスになってしまうことで、 正しい姿勢で体を支えることが困難になってきます。
さらに悪い筋肉バランスが続くと、体を支えている関節部分にも大きな負担がかかります。 特に骨盤の関節に長期間不均衡な負担がかかると、 骨盤のねじれや傾きが生じて体をまっすぐささえることがさらに難しくなります。 こうなってくると体のいたるところで不具合が起こり始めて、痛みや不調の原因につながっていきます。 例えば前かがみのゆがみで内臓が圧迫されたり、血流が悪くなったりして、内臓機能の低下につながります。 さらにゆがんだ体を支えるのに不自然な力の入り方をするようになると、肩こりや頭痛、 腰痛などを引き起こされたりします。

悪い姿勢を作る習慣

骨盤のゆがみ

骨盤の高さ

骨盤の高さが左右で違ってくると、背骨もまっすぐ立てなくなってきます。 つまり体が左右どちらかに傾いてくるのですが、 その状態が続くことを脳が嫌うために、 背骨の一部を反対側に曲げることで体のバランスをごまかそうとします。 これを繰り返すことで、背骨が左右にS字状にクネクネ曲がってしまいます。 背骨の曲がっている部分は、大きな負担がかかるために痛みやすくなります。

骨盤の開き

骨盤が開いてくると、背骨を支える力が弱くなってきます。 すると体がゆらゆら揺れるような不安定な状態になるのですが、 その状態が続くことを脳が嫌うために、 背骨周りの姿勢を支える筋肉が常に力を入れて安定させようとします。 そのため筋肉疲労が起こりやすくなり、肩こりや腰痛・頭痛などさまざまな症状につながります。 ちなみに股関節部も張り出すようになるので、 ズボンが入らなくなるなどスタイル変化の原因にもなります。

骨盤のねじれ

骨盤がねじれてくると、骨盤の傾きと開きが同時に起こっているような状態になります。 加えて背骨にねじるような力もかかりますので、椎間板に大きな負担となってきます。 この状態が続くと腰痛や肩こりはもちろん、 坐骨神経痛や椎間板ヘルニアなど重篤な状態も作られていくことになります。 ちなみにイスに座っていて足を組みたくなる人は、 骨盤のねじれがあるケースが非常に多いです。

姿勢のタイプ

姿勢を横から見たときに、悪い姿勢は主に3つのタイプに分けることができます。 以下に3つのタイプを紹介していきます。
なお正常な姿勢とは、くるぶし、股関節、肩関節、耳の穴が同じ線上にあり、 腰と首がやや前弯カーブ、背中がやや後弯カーブを描いているので前後にS字状に見えます。 正常な姿勢は、例えば歩行中の着地の衝撃を吸収しますので、体にかかる負担が最小限になるのです。

平背

平背イラスト

「ひらぜ」「へいはい」と読みます。英語読みで「フラットバック」ともいう場合があります。 平背とは、正常な状態で存在する背骨のゆるやかなS字カーブが消失している状態で、 首から腰にかけて真っ直ぐになってしまった背骨の状態です。 背骨がまっすぐで良い姿勢だと思われるかもしれませんが、 実は身体には大きな負担をかけてしまいます。

上でも少し触れましたが、正常な背骨のカーブは歩行時の衝撃を吸収するのですが、 このカーブが無くなることは背骨の連結部分でクッションの役割をはたしている、 椎間板と椎間関節に対する圧力を高めてしまい痛めやすくなってしまいます。 椎間板が痛んでしまうと「椎間板ヘルニア」につながってしまったり、 椎間関節が痛んでしまうと背骨から出ている神経に負担がかかってしまい、 下肢へのしびれや痛みが起こる「坐骨神経痛」となってしまいます。

平背はイスに浅く座りながら背もたれを利用する人に見られやすい姿勢です。 骨盤が起き上がりすぎる(専門用語では後傾するといいます)と平背になります。 他にも固かったり体のサイズに合っていないイスに座ることで、 太もも裏の筋肉を緊張させすぎたり、 太ももを前に上げるために使う腸腰筋が弱ることも骨盤後傾の原因となります。

反り腰

反り腰イラスト

反り腰とは、正常な状態でも腰には反るカーブがあるのですが、 必要以上に反りすぎた状態です。 特に女性に起こりやすい姿勢となります。

腰が反りすぎると椎間関節という背骨と背骨をつなぐ関節部分が狭くなってしまい、 大きな圧力がかかってきます。 すると関節内部で炎症が起き始め、痛みが出てきます(椎間関節症候群といわれます)。 また腰が反ってしまうぶん、バランスをとりなおすために首が前方に移動することも多くなります。 すると首の付け根あたりの負担が大きくなりすぎて、肩こりを引き起こしたりもします。

日頃の運動不足などで姿勢を支える筋肉が弱くなってくると、 筋肉を使う代わりに骨盤を前に突き出して腰を大きく反ることにより、 体の重心を後ろに移してまっすぐな姿勢を保とうとします。これが反り腰の原因です。 また女性の場合、ヒールの高い靴を履くことや妊娠中もしくは産後の子育て(特にこどもの抱っこ) も反り腰につながることが多いです。

猫背

猫背イラスト

上部でくるぶし、股関節、肩関節、耳の穴が直線状になっているのが正しい姿勢と書きましたが、 くるぶしの位置より肩関節または耳の穴が前に出てしまっている状態が猫背です。 さらに猫背は3タイプに分けることが出来ます。

1.首猫背

一般的に多い猫背タイプで、背中の中央部分から首にかけてが丸くなる猫背です。 背中部分の姿勢を維持する筋肉が弱くなる、もしくは胸の筋肉(大胸筋など) と背中の筋肉のバランスが悪くなることで、常に背中を丸めてしまうことで猫背になります。

2.反り腰+猫背

反り腰が起こることで、後ろに行き過ぎた重心を前に戻そうとしているために起こる猫背です。 横から姿勢を見ると背骨のS字状カーブが非常に大きく見えます。 肩こりだけでなく、腰痛も起こりやすい猫背になります。

3.腰猫背

腰の部分から全体的に丸みを帯びているように見える猫背です。 イスに浅く腰掛けている状態を長く続けてしまうような人に見受けられます。 また胃腸の機能が低下している人にも起こりやすいタイプの猫背です。

猫背は見た目も悪いですが、体に対してさまざまな悪影響を引き起こす原因になります。
・肩こりや首こりの原因
・呼吸が浅くなるので息苦しさを感じる
・四十肩、五十肩の原因
・ストレートネックの原因
・腕の痺れや手の冷えの原因
・おなかに肉がついてしまう原因
・胃腸の機能低下の原因
・パフォーマンスの低下

猫背の大きな原因を占めているのは、日頃の運動不足による筋肉の弱化・柔軟性の低下と 肩甲骨や肩関節の可動域減少。 骨盤のゆがみにより、背骨の正しい位置がキープできないといったことがあげられます。 長時間のデスクワークや運転。スマホやゲームの長時間使用。一見楽に見えるだらけた姿勢。 暴飲暴食などの胃腸への負担。強いストレスを受け続けていたり、 落ち込んだりネガティブな気持ちが続くといった心理的要因も猫背につながることがあります。

当院での姿勢の矯正法

まずは骨盤矯正が最も大事な調整になります。
骨盤は家でいうところの基礎(土台)にあたります。 骨盤が安定して正しい状態を維持できないようであれば、 骨盤とつながる柱である背骨も正しく立つことは不可能です。
骨盤矯正には仙骨後頭骨テクニック(SOT)という技術を使用します。 うつ伏せ(またはあお向け)のお客様に、 骨盤矯正用のくさび形ブロックを骨盤のゆがみにあわせて置くことで、 お客様自身の体の重さでじわじわと矯正をかけていきます。 カイロプラクティックテクニックの中では最もソフトな調整法の1つになります。 あわせて股関節も骨盤の一部と考え、バランスを整えるようにします。

次に背骨を支える筋肉のバランスを整える必要があります。 背骨が正しく立てても、バランスの悪い筋肉に引っ張られる形で背骨がゆがんでくるので、 その影響をなるべく減らすために行います。
筋肉マニピュレーションや動体療法、超音波療法といった施術を行います。
また筋肉リリーステクニックまたはストレイン・カウンターストレインという技術で調整します。 いずれも強い圧迫をかけたり無理な動作を行ったりするものではなく、安全な技術です。

お客様一人一人で訴える症状は違うものになってきます。 同じ生活、行動、くせを行う人はいないですから似た症状であっても微妙に異なります。 つまり悪くなっている部分もそれぞれのかたで違ってきますので、 それに応じた施術を行います。
足首やひざに問題を抱えている人には、四肢関節矯正テクニック。 太ももの筋肉など腰から離れた部分の筋肉の影響を受けている人は、 筋・筋膜リリーステクニックなど。 内臓の機能低下などの影響であれば、内臓反射テクニック。 体の動作の連動性が失われている人には操体法。 椎間板に問題がある人はディスクテクニックなど、 このあたりの施術は人それぞれで変わってきますので、 その人に合わせたオーダーメイド施術と言える部分になってきます。

これらの施術を組み合わせて行い、バランス(姿勢)が整う、関節の可動域が広がる、 痛みの軽減など、施術前後で変化が起こっていればその日の施術は完了となります。

生活習慣指導や体操の指導

姿勢は日常生活の中に問題が潜んでいます。 今までの過ごし方をまったく変えずにいると、またすぐに姿勢は悪くなってしまいます。
そうならないようにするための日常生活の過ごし方や、 なるべくバランスの良い筋肉状態を保つための体操などは指導させていただきます。 施術さえ受けていればすぐに良くなるという考え方ではなく、 ご自身でも姿勢を改善して体を良くするぞという決意をもって、 日々の生活を送っていただけますよう当院からお願いいたします。

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